ろぉ~長澤さんと関本さん!
たぶん、もう青森県内では販売していると思いますが「ふぃ~らぁ倶楽部2019 2・3号、あおつな企画」に、宮城県仙台市で青森産地直送居酒屋「宵宮がほんず」を経営している長澤洋一さんと現在、青森県弘前市出身で「青森とインドをつなげたい」という活動を展開している東京都在住の関本恵子さんが登場!
今回のお二方も、なんかカッコイイ…
長澤さんは、小中学校を青森県で過ごした人脈を活かして仙台市内で青森居酒屋を経営しながら楽天市場にも出店しているステキなアラフォー。関本さんは、インドにすっかり洗脳されインド映画にも出演したというチャレンジングなレディ。
これまだ、今回もいい話っこだんだ…
ぜひ、読んでもらいてのぉ~
できれば買って…(じん)

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「オール青森」の居酒屋を仙台で  ネットショップでも「いいもの」発信

長澤洋一さん(40歳、弘前市出身、仙台市在住、青森産地直送 炉端居酒屋「宵宮がほんず」経営)

・プロフィール

仙台育英高校(仙台) → 旅行関連の専門学校(仙台) → 金融会社で営業職(仙台+茨城) → 教材販売会社で営業職(仙台) → ショットパー経営 → 青森産地直送 炉端居酒屋「宵宮がほんず」経営 + 楽天市場に「青森屋がほんず」オープン〔いまココ!〕 → 4月、煮干しそばの店をオープン!

☆3つの小学校に転校  「帰れる場所」がほしい☆

 父親が転勤族で、小学校は青森、八戸と転校し、小6から中学時代は弘前で過ごしました。野球がしたくて仙台育英高校に入ったけど、部員が120人もいて入部を断念。就職した金融会社の営業職は何でも数字で競争、評価される中で成績が良く、選ばれるかたちで茨城に転勤。でも、ほどなく思ったんです。「転勤のある仕事は嫌だな」と。転勤が多かったことで、地元と呼べるような、「ただいま」と帰ることができる場所が欲しいと思い、お店を開こうと決めて仙台に戻りました。

☆ショットバーでホタテも提供  お客様に育てられた13年☆

 学習教材販売会社の営業で開店資金を貯め、24歳で仙台市の泉中央でショットバーを開きました。学生時代、バーでバイトをしたことはあったものの経営は初めてだし、言葉遣いなど接客が分かっておらず、随分、お客様に怒られました。でも、気にかけて来てくださる方も多く、青森県むつ市の親戚が送ってくれるイカの生ぴーやホタテをつまみに出したら評判が良かったり、お客様に育てていただきながら13年続けました。

☆30歳過ぎて地元に帰る友達  応援したくて居酒屋オープン!☆

 30歳を過ぎた頃、東京で働いていた友達が弘前に帰って家業を継ぐといった話が度々聞こえてきて、会う度に「おめだぢが作るものを食べてもらうオール青森の居酒屋、やりたいな」と話していました。ちょうどその頃、東日本大震災の影響もあってバーが入っていたビルの移転話があったので、思い切って2016年6月に仙台市内の繁華街・国分町に青森の食を楽しむ居酒屋を開店しました。青森の友達がねぶた絵や金魚ねぶたを送ってくれたり、食材提供してくださる方を紹介してくれたり。店名の「がほんず」は、弘前の実家近くに「がほんずねぷた」の小屋があったことから、お祭り好きの気持ちを込めて(笑)名付けました。

☆青森つながりに恩返し  ネットショップも評判上々☆

 お店のスタッフやお客様も青森の方が多く、青森つながりに助けられています。その恩返しがしたくて、ネットショップの楽天市場に「青森屋がほんず」をオープンしました。最初の商品は弘前の友達が作るりんごジュースで評判は上々。青森には美味しいもの、いいものが多い。むつ市出身のデザイナーも加わったのでデザインに手を加えてネットショップで紹介することで、青森のいいもの、伝統あるものを広く知ってもらいたい。楽天市場に商品を出したい方、ぜひご連絡ください!4月には仙台新港に、これまた青森のご縁で煮干しそばのお店もオープンします。今後もいろいろな形で、青森を応援していきます‼

(取材・文;小畑智恵)

※写真は、「青森屋がほんず」の様子です。津軽三味線が流れる店内で、青森出身、青森ファンのスタッフが青森の味を提供しています。

夢叶い、ボリウッド映画のダンサーに  大好きな青森とインドをつなぎたい!

関本恵子さん(32歳、弘前市出身、東京都在住、ダンサー、インドダンスグループ「チャクリカ」代表)

・プロフィール

柴田女子高校 → オーストラリア、カナダにワーキングホリデーで滞在 → インドに旅行 → インドでダンスや演技を学び、多数の映画に出演 → 帰国、インドダンスの指導やグループでの活動〔いまココ!〕 → インドと青森をつなぎたい!

☆キラキラ輝く映画の世界  「ここに1秒でも出たい!」☆

 インドにハマったきっかけは、ワーキングホリデーでインド人街があるカナダのバンクーバーに滞在した時のこと。初めてインド映画を観て、唐突に大勢の人が現れて踊り出すボリウッドダンスを観た瞬間、「なんだ、このキラキラした世界は⁉ここに1秒でもいいから出たい‼」と思ってしまいました。体も硬く、ダンス経験もなかったけど(笑)。高校卒業後、ふと海外に行こうと思って出掛けたオーストラリアでも、バックパッカーからインドの噂を聞き、インドの音楽は聞いていたので、22歳で初めてインドに行きました。

☆インドで演技やダンス学び  ダンサーとして映画出演!☆

 インドを旅行してみたら、各地に古くからの文化が根付いていて、「良いところだなぁ」と。インドからの帰りの飛行機で出会ったインドの歌手から演技学校を教えてもらったり、別なご縁で有名な振付師の方を紹介してもらえたので、とにかく何でも挑戦しました。映画撮影のリハーサルを見学に行ったらダンスメンバーに加えていただくなどラッキーなことがあり、映画の主役の周辺を固めるブロックダンサーとして何本も映画に出させていただきました。朝の急な呼び出しや撮影現場での振り付けとかムチャぶりとかヒンディー語で苦労したり大変なこともあったけど、完成した映画を観ると夢が叶って幸せだなと思います。

☆自分の中で“日本ブーム”  日本でも広がるインドの縁☆

 インドと日本を往復していましたが、30歳になって日本にいる時間を長くしました。インドダンスのグループを作り、教えています。清水ミチコさんの武道館コンサートで振り付けをしたらアンコールの最後の曲で踊らせていただいて、嬉しかった。埼玉にいるインドの人たちのグループから声を掛けていただき、イベントで踊らせてもらうなど仲良くさせていただいています。最近は自分の中で“日本ブーム”が来ていて、老舗の蕎麦屋さんでも働いています。お寺や仏教はインドにルーツがあり、日本文化でもインドと関係しているものも多いですよね。そんなことも楽しんで勉強しています。

☆インドカレー列車、やりたい‼  ねぶたもインドで見て欲しい☆

 青森は大好きで、特にねぶたは毎年帰っています。青森をインド話題で盛り上げたくて、ご縁がある弘南鉄道さんとコラボして2016年にイベント企画「ボリウッド×弘南鉄道」を開きました。2018年の年末にあおつな主催のツアーで埼玉のインドの人たちと県内を旅行したら、インドの人が青森をとっても気に入って、楽しんでくれました。いつか青森で県内の食材を使った「インドカレー列車」イベントをやりたい!そして、ねぶたをインドに持っていきたい!これからもっともっと、青森とインドをつないでいきたいです。

(取材・文;小畑智恵)

※写真は、弘南鉄道とコラボしたイベントで撮られたものです。このイベントでは、さまざまな車両でポーズを取り、撮影会も行われました。