「あおつな」が「ふぃ~らあ倶楽部」4・5月号から登場!!

先日もアップしましたが、「あおつな」で繋がった、あおもり藍で産業革命!の畳指謙自さん(昨年、青森にUターン)とガボンで目覚めた青森大好き!の石山紗希さん(青森にUターンしたい)のお二方のインタビューの詳細をアップしました!
青森県外の方、必見です!!

「ふぃ~らあ倶楽部」は青森情報が満載!
東京でも見てのぉ~、と個人的に…

(神)

↓下記の画像をクリックいただけますと、記事の詳細をご確認いただけます。

あおもり藍」で青森に産業革命を!

畳指謙自さん(41歳、青森市在住、「あおもり藍」営業マン)

・プロフィール
青森東高校 → 国学院大学経営学部 → 文具会社(東京)で営業職 → お好み焼き屋経営(青森) →「リアル宝探し」のイベント会社(東京)勤務 → 青森市にUターンして「あおもり藍」の営業マン[いまココ!]  

☆商売しながら「青森、このままだばマイネ!」☆

都内の事務用品販売会社で営業職として7年勤務した後、青森市でお好み焼き屋を経営。自分の商売は順調だったが、東京での仕事環境に比べると、青森は活気がなかった。「これ、何とかさねばマイネ!!」と一念発起、同級生達に声を掛けて動き出そうとした矢先、諸事情で上京。

☆2度目の東京、青森活性化のためスキルup☆
 青森活性化への胸の炎を抱えて就職したのは、旅行会社向けに地域巡りの商品(「リアル宝探し」)をつくるベンチャー企業。自転車操業の営業に加え、部下4人抱えて休む間もなく働き詰めの現場。しかし、青森に帰ることを考えて自治体案件を担当し、告知を持つテレビ局や大手企業とつながるために積極的に営業して、ネットワークを広げた。

☆キラリと光る「青森の宝」発見!☆
 2012年、経済産業省のサイトで「ふるさと名物創生事業」の予算がついている青森市の「あおもり藍」を発見。「抗菌、消臭効果もあって宇宙服にも使われてるじゃん!これ、面白い!」
 折しも、高校の同級生が父の急逝により家業の内装業を継ぐことに。父から、あおもり藍産業協同組合理事長の思いとあおもり藍の話を聞いていた同級生と意気投合し、「へば、一緒にやるが!」。2014年6月に再びUターンし、青森市内にオープンしたカフェ「SeRena」を拠点にしながら、あおもり藍の商品の宣伝マンとして活動を始めた。

☆「あおもり藍」で地域活性化&貢献☆
 技術革新により、8種類の色合いに染め分けることができる「あおもり藍」。県内の若手作家とコラボしてストールを売り出した。抗菌、消臭、除菌の機能性を誇るあおもり藍消臭スプレー「safeeco(セフィーコ)」で販路拡大を狙う考えだ。「医療や介護の現場、ホテルなどの宿泊施設で使ってもらえるのでは…」。東京で築いたネットワークも最大限に活用し、2016年1月からあおもり藍の機能性を強力にアピールしている。
 販路拡大できれば、藍を育ててくれる農家さんや、藍を製品化してくれる工場の方の収入アップにつながり、県外企業とのコラボもできるのでは…。「あおもり藍で、青森に産業革命を起こす!」。本気でそう思っているから、今、とにかく動き続けている。

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カフェ「SeRena」
http://www.serena-cafe.com
「あおもり藍」公式ホームページ
http://aomoriai.com

*プロフィール写真撮影:須川健太郎

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ガボンで目覚めた「青森大好き!」

石山紗希さん(青森市出身、東京都在住、NPO法人勤務)

・プロフィール
青森高校 → 弘前大学農学生命科学部 → 海外青年協力隊員@ガボン共和国で農業指導 → NPO法人ETIC.(東京)[いまココ!] → いつかUターン   

☆「無意識に頼っていた」自分にガボンで気付いた☆
 海外旅行が好きで、学生時代にはイタリア、エジプト、オーストラリア、シリアなどに行きました。大学で学んだ農業の知識や技術も活かしたくてJICAの海外青年協力隊に申し込んだら、アフリカのガボン共和国へ赴任することに。ネットも電話も不自由な環境で、人間関係ができるまでは寂しくて寂しくて、青森のことばっかり考えていました。そして、「これまで、無意識に家族や友達に頼ってたんだな。もっと大事にしないと」って、自分にとっての青森の大切さが身にしみました。

☆東京での仕事はスキルアップのため☆
 2年の任期後は青森に帰ったけど、スキルと経験を高めるために3年くらい東京で働きたかった。若者の起業や地域活性化の事業を行っているETIC.をウェブで見つけて応募、2015年4月から勤めています。地域で人や企業をコーディネートできるプロデューサーを育成、支援する事業を担当していて、自分が青森に戻った時に役立つ知識と情報、経験を日々積み重ねています

☆生まれた土地に帰るだけ。理由なんている?☆
 青森に帰ることを公言していると、時々、「何でUターンするの」って聞かれます。でも、自分が生まれ育ってなじんだ場所に帰るのに、理由っている?私にとって「青森は帰る場所」だから、帰って当然。結婚したいし、子育ては青森でしたい。東京での子育ては大変そうだから。自分一人では何もできないけど、青森にいる友達も巻き込んで、青森を元気にしたい!

☆18歳までに、「青森の良さ」教えて☆
 青森に帰ったら、地元の若い人たちに「青森の良さ」を伝えたい。特に、進学や就職で青森を離れる前の18歳以下の人たちに。私は学生時代、農学部のフィールドワークで各地に出掛けたり、車でも県内各地に行ってみて、魅力的な町や自然がたくさんあることを知りました。だから、胸を張って言える。青森はすごくいいところだし、面白い人もいっぱいいます。「いいところ」をたくさん知っていれば、きっと帰りたくなるはず。私みたいに。(文・小畑智恵)

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NPO法人ETIC.
http://www.etic.or.jp/index.php

*タウン情報誌「ふぃ〜らあ倶楽部」
奇数月25日発売、定価391円(税込み)
青森県内の書店、コンビニ、スーパーなどで発売中