ふぃ〜らぁ倶楽部 2018年6月7月号

ろぉ~小野さんと小野さん!
(たぶん)2018年5月25日から販売の「ふぃ~らあ倶楽部2018 6・7号、あおつな企画」に青森県弘前市出身で東京など全国で演奏活動をしているアルパ奏者の小野華那子さんと平川市在住で若くして家業承継し世界を渡り歩く小野勝也さんが登場!

お二人ともチャレンジしながら地元のことを、かなり意識している。たんげ、いいよ~!!
自分で体得したこと、次の世代に、ドンドンつなげていってほしいです!
未来は明るい!ケッパレ!

良い話っこですので、ぜひ、読んでけへの~
できれば買って…(じん)

世界を旅して見聞を広めながら元気がいい地元の若者の活動を応援

小野勝也さん(32歳、平川市出身・在住、(有)カーボディメイク小野 代表取締役)

・プロフィール

尾上高校 → 父が経営する車の板金会社手伝い → 18歳から、働きながら日本各地を移動&お金が貯まれば海外旅行 → 27歳でUターン、父の会社を継承 → 地域を盛り上げる‼〔いまココ!〕

☆18歳から仕事を渡り歩き日本各地を旅した☆

 なぜか、「知らない世界」に関心があります。放浪癖ですかね(笑)。16歳で高校を“勝手に卒業”してから父の板金の仕事を手伝い、18歳からは派遣会社を渡り歩く感じで、働きながら日本中を旅しました。富山や新潟の精密機器工場で働いたり、北海道では大根をサイズごとに分けたり、いろんな土地で、そこで暮らす人に出会うのは楽しかった。

☆12年間で34ヵ国を旅行  世界を見て「鳥の目」持ちたい☆

 これまでに、世界の34ヵ国を旅してきました。初めて海外に行ったのは20歳の頃。「まずは隣の国に行こう」と、下関からフェリーが釜山、電車でソウルに出て、「地球の歩き方」でホテルを探したり、街ブラしたり。一番好きなのはモンゴル。司馬遼太郎の「街道を行くモンゴル紀行」を愛読していたこともあり、8年前、遊牧民の家族と一緒に1週間暮らし、絵を日本語とモンゴル語で説明した指差し手帳で“会話”をしたり、草原を馬で駆けたことが忘れられません。今年のゴールデンウイークにも行ってきました。

 タイの安宿で全財産を盗まれたことがあるけれど、旅は楽しくてやめられない。自分の目標があるんです。10代で日本、20代で中東・アジア、30代でアフリカ・中南米、40代でヨーロッパを旅して、「鳥の目」を身に着けたら、その後は「アリの目」になって地域を見ようかなぁと。

☆27歳で家業を継いだ  仕事をくれたお客様に感謝☆

 27歳の時に父が急逝したので、家業を継ぐために平川市に帰ってきました。会社経営も仕事も、父と一緒に働いていた人に教えてもらって少しずつ覚えながらの日々でしたが、そんな状況でも仕事をさせてくれた地域のお客さんたちに本当に助けられました。ありがたかったです。

☆ねぶた作りやBBQ  若者のつながりを広げたい☆

 小さい頃から我が家がたまり場だったんです。だから、みんなが家族も連れて集まれるように自宅脇に2階建ての“アジト”を作りました。夏は毎週のようにBBQをしたり、時には2階の部屋でボードゲームをしたり。春になると、みんなで平川市で唯一の人形ねぶたを作ったり、農家蔵の保存活動にも関わるようになり、平川の暮らしを満喫しています。

 昨年度、市が主催した市民記者養成講座に参加し、参加者みんなで年2回発行の「ひらかわ市民新聞」を作りました。平川には面白い人がたくさんいるから、これからたくさんの人を取材したい。元気が良い若い人たちが増え、楽しいイベントも増えているので、そんな若い人たちがどんどんつながることをお手伝いしながら、自分を助けてくれた人たちに恩返ししていきたい。

(取材・文;小畑智恵)

※写真はねぶたを作っているところです。3月以降、毎晩のようにみんなで集まり、ねぶたを作る時間は小野さんにとって楽しいものだそうです。

アルパの魅力を知って欲しい  弘前で育てられた感性で演奏活動

小野華那子さん(24歳、弘前市出身・東京在住、アルパ奏者)

・プロフィール

8歳の頃、アルパと出会う → 東奥義塾高校 → 保育士を目指して東京の短大へ → 19歳、全日本アルパコンクールで2位 → パラグアイに留学し、アルパを修行 → 青森県内、首都圏で演奏活動 → 東京を拠点に活動〔いまココ!〕

☆8歳で出会ったアルパ  キラキラした音色が魅力的☆

 アルパと出会ったのは、8歳の頃。母に連れられて出掛けた青森市でのコンサートで初めて聴いたその音色は、とってもキラキラしていて、アルパの形もとても素敵で、一気に魅了されました。ピアノを習っていましたが「アルパを習いたい」と母にお願いしました。小中学校では吹奏楽部でフルートを吹いていたのですが、その間も仙台や東京でメキシコ人の先生などから手ほどきを受けました。

☆本場パラグアイに留学  肌で感じたラテンのリズム☆

 保育士を目指して東京の短大に通っている時は、敏子・根津・サンドヴァル先生に教えを受け、猛練習をして第9回全日本アルパコンクールに挑戦しました。2位でした。「もっと上手になりたい!本場の音に触れたい!」という気持ちが強くなり、短大を卒業後、アルバイトなどで溜めた資金を元に、パラグアイに留学しました。首都アスンシオに住む敏子先生を頼りに3カ月間、地元のプロ奏者などに師事しました。現地では楽譜を読める人が少ないため、アルパの曲は楽譜がなく、聴いて覚えます。その分、ラテンのリズムが自由に刻まれ、演奏者それぞれの表現が素敵。そんな演奏に近づきたくて、遊ばずに(笑)毎日弾いていました。

☆昨春から東京で演奏活動  BGM演奏や伴奏の仕事も☆

 20歳からプロとして演奏活動を始め、青森県内ではパーティーやイベント、旅館や病院のサロンコンサートなどで演奏しています。昨年春から東京に拠点を移し、6月には初めて東京でライブを開きました。初めてのお客様ばかりで緊張もしましたが、自分で準備したステージが成功し、達成感がありました。共演の方から学ぶことも多く、津軽を拠点にしている津軽笛の佐藤ぶん太、さんとのステージでは、芯が通って凛とした、心が開放される美しい津軽の笛の響きに感動しました。最近は伴奏や、ドラマのBGMの演奏のお仕事をいただいたり、活動の幅が広がっています。5月に公開された青函圏インバウンドプロモーションサイトの動画にあわせる音楽の作曲・演奏も担当させていただき、目標が一つ叶い、地元のための仕事ができて嬉しかった。

☆しみじみ思う青森の良さ  自然の美しさをSNSで発信☆

 東京に来てから、青森の良さをしみじみ感じています。弘前の桜、白神や奥入瀬、日本海など、帰省する度、青森ならではの美しい自然が目に付きます。この豊かな景色が変わらずにずっと続いてほしいし、もっと知って欲しいから、SNSで積極的に発信しています。弘前で育てられた感性、のんびりした性格(笑)が演奏にも生きているように感じます。一人でも多くの人に、アルパの素敵な音色、魅力を知ってもらえるように活動しています。

(取材・文;小畑智恵)

※写真は小野さんが大好きな津軽の風景の一つである、弘前城の桜と小野さんとアルパです。